私たちについて
私たちの理念
西原育英文化事業団(Nishihara Cultural Foundation、以下NCF)は、1910年代より水処理事業を通じて、環境問題に取り組んできた「西原」の一員であることから、環境問題に関する研究を志す学生を応援することを目的に、誕生いたしました。
この奨学金をつうじて、一人でも多くの有望有志の学生が、研究者として成功されることを願っております。
私たちが目指すこと
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環境研究に対する総合的支援を目指しています。「適切な」「過不足のない」奨学金を提供します。
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ポテンシャル(潜在的能力、可能性)に富んだ学生ヘの援助をします。
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学生が自分で奨学金額を決定し、自己の責任において返還を行い、また、自己の判断によって返還猶予・免除申請をする「自主管理」をモットーにしています。
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ネットワークの構築も、大切な要素です。研究者を志す学生への経済的な援助にとどまらず、人的援助・情報の提供も行います。毎年夏には、Summer Campも行い、OB/OGの交流も行っています。
私たちの歴史
NCFは、株式会社西原衛生工業所、株式会社西原環境衛生研究所(現株式会社 西原環境)創業者、西原脩三の死後、その遺産を基盤として1965(昭和40)年に設立された財団です。設立当初は奨学金貸与と、「いするの家」の管理運営を主な事業としていました。
当時の民間奨学金には「ひも付き」(出資企業への就職等)が少なくなかったなかで、学生のキャリア、選択肢を絞らないところに特徴を有していました。また、当時の理事には西原脩三、穂積五一、評議員には岡崎嘉平太、坂田道太、前川国男、館脇操らが就任していました。
その後、1966(昭和 41)年には「財団法人西原育英文化事業団」となり、大学院生・大学生・高校生を対象とした奨学金の運営がスタートしました。
やがて、第一回夏期親睦会の開催につづき合宿宿「軽井沢いするの家」(二代目)が完成しました。宿では毎年 Summer Camp が開催されるなど、奨学金を通じた人の交流も活発にしてまいりました。それからNCFは奨学金制度の改正、現在の「西原・環境奨学金」の設置を行い、現在に至ります。
2011(平成23)年には、公益財団法人へ移行。