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Summer Camp2026 in鎌倉・腰越




西原育英文化事業団(以下、NCF)は毎夏恒例のSummerCamp2026を8月20日(木)~23日(日)の4日間、神奈川県鎌倉市腰越にて開催しました。現役奨学生12名、OBOG7名、総勢19名が参加し、オンラインとのハイブリッドで行った近況報告会には現役奨学生3名、OBOG4名のオンライン参加者が加わりました。この8月に採用が決まったばかりの第21回西原・環境奨学金奨学生も現地4名、オンライン1名が早速参加しました。

今年のSummer Campでは参加者による近況報告会と腰越ならではの三つのアクティビティをメインに行いました。企画したアクティビティは宿泊先のひとつ、Trawl guesthouseの漁師のオーナー佐藤さんによる魚釣りと寿司ワークショップ。もうひとつは宿泊先、近況報告会会場であるFolk Koshigoeを運営する株式会社NECCOの一級建築士、藤本さんのご案内による腰越まちあるきです。

 

新たな気づきのある近況報告会

昨年は発表や質疑応答が盛り上がり過ぎてしまった近況報告会ですが、今年は限られた時間内でのご報告を意識して頂きました。また、現役奨学生、研究機関・行政・民間企業等に所属するOBOGと多彩な参加者が集まる場なので質疑応答の時間をより有効活用して頂けるよう、事前に共有ドライブでの資料共有をお願いし、お互いの自己紹介や研究報告資料を読んで大まかな内容を把握してからの報告会開催となりました。

現役奨学生は自身の研究内容、OBOGは学生時代の研究内容や今取り組んでいる研究・仕事の話、またアカデミアと民間企業の違いについて。それぞれ専門分野が異なる参加者たちでしたが、専門的な研究内容をわかりやすく説明して下さいました。古民家ゲストハウスの空気感もあってか終始リラックスした雰囲気で、真剣ながらも和やかに発表が進んでいきました。



西原・環境奨学金奨学生の共通点は「環境」について研究していること。とは言っても研究テーマは幅広く、その専攻は水処理、廃棄物、土壌、環境経済とさまざまです。ですが、近況報告会では発表者側でも質問者側でも参加者の専門分野が多様であるからこその気づきがあったようです。普段の研究室内や学会での発表とは違って、他分野の方の別の視点からの質問に改めて気づかされることがあったり、他分野の発表を聞いて自身の専門にひきつけて考えたり。全く異なる専攻分野でありながらも同じ「環境」に関する研究に触れたことから、さらに自身の研究を深める場になったのではないでしょうか。

オンラインでは海外からの参加者も多かったことから海外での暮らしにも関心が集まりました。



 

腰越を味わうアクティビティ

漁師であるゲストハウスオーナー佐藤さんが今年も船での魚釣りを体験させて下さいました。2日目の朝、希望者5名が腰越漁港に集合し、元気に出発!詳細は参加者による熱のこもった魚釣りレポートをお読みください。



釣りから戻った後は釣果の魚さばき。まずは佐藤さんがお手本を見せながら解説して下さり、実際に参加者たちも挑戦。きれいに捌いて夕飯の寿司ネタとなりました。また、この日の夕食には参加できない2名のために、ありがたくも寿司や刺身にして提供して下さいました。佐藤さんには船上で漁業を取り巻く現状を通して環境に関するお話を聞かせて頂き、参加者はリアリティを持って学ぶことができたようです。釣果は期待以上でしたね。


 

寿司ワークショップではシャリの握り方からネタの乗せ方までご丁寧に教えて頂きました。まず手をしっかりと濡らすこと、そしてシャリの取り方、シャリを凹ます手順などをレクチャーして頂き、いざ実践。最初は手を濡らし過ぎたのかご飯粒がポロポロとこぼれ落ちてしまう参加者も。一同なかなかに苦戦しましたが、佐藤さんの手ほどきもあり、先に習得した参加者からのアドバイスもあって次第にきれいに握れるようになりました。カワハギには肝まで乗せられ、完成したのはお店以上の出来栄え(!?)。生しらすは軍艦に、となんとも豪華な寿司ができあがりました。網で揚げられたイセエビやサザエもさばいて頂き、ワークショップの後の夕飯で舌鼓を打ちました。


 


3日目のまだ涼しい早朝に歩き始めた腰越まちあるきではご用意いただいた地図に気になること、印象に残ることなどを書き込みながら、小一時間ほど散策を楽しみました。まちあるきの参加者はこのまちの来訪者であるSummer Camp参加者一行と藤本さんを含む腰越地域にお住まいの方々。



腰越と言えばすぐに思い浮かぶのは路面区間である江ノ電やお寺、神社などのランドマークとも言えるものかもしれません。ですが実際に散策してみると小高い丘から海へ向かう道、海の明るさ、垣間見える家々のくらし、地形によって不規則に交わる道、細かく入り組んだ市境とたくさんの印象的なポイントがあることに気づかされます。

ゲストハウスに戻ってからはそれぞれの感想や気づきを発表し、来訪者である参加者たちと地元腰越にお住まいの方々の目線の違いや改めて魅力と感じる点の共通点をシェアすることができました。ご案内頂きながら一緒に歩いてみて海、山、まち、人々のくらしが交わる腰越の魅力に気づかされ、一層素敵なまちであると感じました。そしてまた何より藤本さん、佐藤さんをはじめとした地元の方々が腰越を愛し大切に思っている姿が印象的でした。

魚釣りとまちあるき、どちらの企画も早朝にも関わらずご案内下さり、ありがとうございました。お二方には宿泊先のご提供のみならずアクティビティ企画でも大変お世話になり、感謝申し上げます。



報告会、アクティビティ以外の時間にはそれぞれが海辺へ散歩に出かけたり、海の見える温泉に足を運んだり、水族館や江の島観光、腰越グルメを堪能したりと思い思いに過ごし、楽しむことができました。

頭をふんだんに使った近況報告会、海風や太陽を全身で浴びて体を動かした魚釣り、悪戦苦闘して手先を使った魚さばきや寿司ワークショップ、丁寧な目線で歩きながら腰越の魅力を感じたまちあるき。毎朝地元産の干物や夜は海鮮料理を中心とした食事を楽しみ、今年も海辺のまち腰越をとことん味わえたSummer Campとなりました。

 

Summer Campで築かれるネットワーク

現役奨学生12名のうち8名が初参加でしたが、初対面の参加者同士も研究や進学あるいは就職、キャリア形成に関する共通する悩みなどの話題からすぐに打ち解けた様子でした。

どのような専門分野でも研究室選択やキャリア選択の際に抱える悩みは同様、論文執筆や学会参加に関するTipsなどは共通の話題です。同じ環境について研究しているからこそのつながりを持てたり、多様なキャリアプランを選択しているOBOG、先に進む先輩の話からヒントを得られるNCFのSummer Camp。NCFはこれからも、普段熱心に研究に勤しむ奨学生に全身を使って夏のひとときを楽しみながら、研究深化のきっかけも得られる場の提供を続けていきたいと考えています。

ご参加頂いたみなさま、また来年もお待ちしております。今年ご都合が合わなかった奨学生、OBOGのみなさまもぜひご参加ください!

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名称    公益財団法人 西原育英文化事業団 
      Nishihara Cultural Foundation

所在地   〒108−0023 東京都港区芝浦三丁目6番18号
      Tel 03-3456-0707 Fax 03-5730-6852
      URL http://www.nishihara-cf.org
      E-mail info-ncf@nishihara-cf.sakura.ne.jp


代表者   代表理事 西原 彰一

創立年月日 1966年(昭和41年)5月17日
      ※2011年(平成23年)12月7日
       公益財団法人へ移行

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